44歳バラ子のたくらみ

看護や日々のでこごと

父と娘

入院してきたSさんは、70歳台男性で、脳出血の患者です。
仕事中に異変がみられ、救急搬送されました。

Sさんの娘が面会に訪れました。
彼女と私は、以前同じ職場でした。

 

Sさんは過去の出来事を話します。

妻がある日突然出ていかれて、
銀行のことや家事全般わからないで途方に暮れてたことや
とても落ち込んだことを話した。
そして、犬だけ置いて行ったとのこと。


Sさんの娘さんと話す機会がありました。


Sさんは女癖もひどく、家族に暴力をふるっていた。
銀行の手続きなどは、紙に書いて説明したことなど
犬はその時は、飼ていなくて、
後に自分で飼っており、
Sさんのとつぜんの入院で、娘が面倒をみている。


話が違うやん…

娘にそのことを伝えると、

離婚以前から八方美人であり、

周囲には、都合の悪いことは話さず、

同情され、妻や娘は悪者にされていたことを

十分理解していたのです。

 

 

患者さんとは、人とは本当に自分に都合のいいことしか話さないものです。
そして、自分にとって都合の悪いことは、忘れているかのようです。

 

付き合いは全くなかったが、
入院する少し前に連絡があって、身寄りがいないため、
面倒みたり、面会にきていること…

 

彼女は今日もお仕事の終わりに面会にきています。